たて3
この練習の最大の目的は、ローテーションダウン、カバー(ヘルプ)、クローズアウト(シュートチェック)等に移動中にシュートを打たれたときのボックスアウト(スクリーンアウト、ブロックアウト意味は同じです)をすることにあります。
3対3で行い、ボールに対してたてに3人並ぶことから“たて3”という名前がついています。私がこの練習を初めて見たのは愛媛全中(男子の出場について行きベンチに入って応援していました)での猪子石のアップです。見たときにはどのように動いているのか理解できませんでしたが遠征先で杉浦先生から直接指導を受けることができたので練習をしています。
動き方はボールマンに対してたてに並んでボールに近い人から1番、2番、3番になります。ボールがウイングに移動すると1番が3番(ピストルスタンス)、2番が1番(クローズアウト)、3番が2番(カバーディフェンス)に移動します。オフェンスは動きません。ディフェンスはダミーです。1番が3番になるときにはローテーションダウンを意識して腰をひねってクロスステップ3歩で移動します。3番から2番(カバーディフェンス)に行くときはペイントエリアの外まで出るようにします。
オフェンスはパスを数回してシュートを打ち、ディフェンスはボックスアウトをします。このときオフェンスから距離がありますからディフェンスは肘を肩の高さに上げてスライドしてオフェンスに向かっていき、前腕部をオフェンスにあててから自分の前を通過するようならフロントターン、後ろを通過するようならリバースターンをします。
ピストルスタンスからのボックスアウトは、図1のように一旦インラインに入ってからオフェンスに向かっていくと効果的です。
これを図2のように直接とらえようとすると抜かれてしまうことが多くなります。
新チーム初の動画ですが、動きはまだまだです。更に練習を重ねて動きがよくなれば動画を更新します。
パスは6回にしていますが、体力練習も兼ねるのであれば10回以上パスすれば相当きつくなります。
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3回目が一番まともに動いています。