インサイドプレー

高さの無い選手が揃った場合、インサイドでのプレーをあきらめ5アウトにしてペネトレート中心で攻めることを考えると思います。しかし、それだけではどうしてもうまく展開しません。ボールマンディフェンスが強力であったり2線のディフェンスのヘルプが素早いとペイント付近まで近づくことができずに外ばかりパスが回ってしまい益々外へ出されてしまいます。
ディフェンスにくさびを打ち込み、小さく収縮させるには小さい選手であってもインサイドでのプレーができたら良いと考えています。

しかし、テキストどおりターンシュートやドロップステップからのパワーシュート等ディフェンスを常に背にした状態からのプレーでは高さに差がある場合通用しません。

そこで私が指導しているのは、スクリーン又は、シールした状態から大きくボールミートしてディフェンスとの空間を開けます。そこから外側の足を軸にしてドロップし更にディフェンスとの空間を開け、シュートその他駆け引きを開始します。

一番重要なのはボールミートしてからのジャンプショットが確率良く入ることです。シュートが入るからディフェンスがプレッシャーをかけにくる。突き出しで抜き去るというふうに繋がっていきます。

ドロップからシュート

シュートフェイクペネトレート

シュートフェイクペネトレート

ディフェンスが出てきたのですぐにペネトレート

ディフェンスが出てきたのですぐにペネトレート・シュートをジャンプフック

ディフェンスが出てきて佐伯ターン1

連続

連続

突き出しからのシュートには更に工夫が必要だと考えています。突き出しで注意しているポイントは、ドリブルの開始位置を前足の先についてほしいということです。通常どおりの体の横又は膝の横からのドリブルでは横からヘルプにきたディフェンスにボールをひっかけられてしまいます。ヘルプに来たディフェンスの手が届かないところへボールを突き出すよう要求しています。動画はもちろん未完成です。これから更に上達するよう期待しています。

撮影 平成15年2月3日 転載はご遠慮ください

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